チラシ制作のラフ

チラシ編集制作の順番とキイポイントを見てみます。
チラシの制作特性は、即効力にある。たった一枚のチラシに誘われチラシを片手に人びとは、心づもりをして家族連れででかけてくる。第一にチラシ作成は、読み手側に立った親切な原稿作りをする。そのための企画表であり、企画会議でもある。その対極に立つものが唯我独尊的な、不親切チラシで誇大用語で言いたて
る教養カをもたせたい。読み手の文化水準の高さを着想ベ ースにすえ、例えばパザのチラシを片隅に、これまで実績と配分先別金額、お札の二行言葉、出品ベストテン、語源なども何回かに分けて使ってみよう。そして、スピード制作の要請がたかいので、チラシの早作りのためにも、ラフスケッチ第一主義の編集運営法をとっていきたい。ある自治体選挙のイメージポスター検討の会議場には、五十枚余のラフが貼りだされたが、採用は三枚だった。ラフのない討論、ラフのない反論は、互いが傷つくだけです。よって、必ずラフ原稿を用意しましょう。