le 13 Janvier 2004
ジュ・ドゥ・ポンムで明日から始まる Stephen Shore の写真展のオープニングに行ってきました。チュイルリー公園内にある方のギャラリーかと思って辿り着いたらとんだ勘違いで、マレーのシュリーの会場でした。サンジェルマン・デ・プレのギャラリーでも同時にエクスポジシャンがあり、今夜はハシゴする予定でいたのですが、招待状を見直してみたらもう一つの方は明日でした。コチラは無駄足にならなくて良かったです。\r
実はある企画の提案の為に Jojo が昨年の夏頃 Stephen Shore の NY のエージェントと連絡を取っていたのです。話題にしていたのはちょうど半年前なのですが、先日シテ島を歩いていましたら明後日からのパリでの写真展のポスターを見かけて何と言うタイミングなのだろうと驚きでした。
昨年大判の写真集が出版されていて、すでに書店で手に取って感動して見ていましたが、正直言って写真集を見て受けた感動は今夜の展覧会では感じられませんでした。一連の写真は主に70年代の物で、その時代独特のカラーとグラフィックがノスタルジーをかもし出し、ワイドレンズで収めたイメージは実に印象的でもありました。プリントのカラーもコントラストが効いていて美しかったです。ただどうして今ひとつ感動に欠けたのだろうかと帰途 Jojo と話し合いながら歩いて川を渡ってきたのですが、多分展示の仕方とか空間の問題ではないかという気がしました。
氏の作品は、中には一枚の写真の中に主張のあるものもありますが、多くは何枚もの写真をまとめて見てこそストーリーが生まれる様に感じるのです。だから一枚一枚の写真に感動するというよりは、それらのアトモスフェールを感じてこそ感動するのではないかな、というもの。だって食べかけのハンバーガーや安っぽいモーテルの一室は決して美しいものではなく、ただ旅のひとコマとして見るとそこにストーリーが生まれる。カラフルな家や風景もそう。沢山並んだ作品を大きな空間で離れてゆっくりと眺めるのが一番だなぁと感じました。
それでもいいなぁと思ったのは " Sault Sainte Marie , Ontario, Canada, Augusut 13, 1974 " という一枚。カラフルな車と大きく広がった空と雲が美しい色彩を織り成していました。多分今の時代又注目されるフォトグラフィーでしょうから、きっと皆さんの目に触れる事があるでしょう。
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Expo Photo |